普通って誰が決めるの?|障害のない人間なんてこの世にいるのか
どうも〜いつになく重めの内容を書きました、かおぽです。
最近身近でよく耳にするのが【○○障害】という言葉たち。
昔は個性として扱われていた人たちが、今では【○○障害】と言われていますよね。
そもそも普通って誰を基準にしているんでしょうか?
そういった事をふと考えてしまったので、残しておこうと思います。
障害って言葉がよくない
そもそもネーミングセンスのなさですよ。
パーソナリティ障害にしろ、発達障害にしろ、言われた方や家族はどんな気持ちになるか。
発達障害だって、ちょっと人と感覚が違うだけで障害扱い。
発達の段階の違いで学級を分けるのは大切だと思います。
本人も気持ちが楽だろうし。
でも障害ってつけるだけですごくルーザーな気になる。
今では徐々に○○症候群というように言い方は変わってきているようですが、なかなか浸透していません。
何でもかんでも【障害】ってつけりゃいいもんじゃないでしょう。
パーソナリティ障害の種類の多さに驚き
ある出来事がきっかけに、私は心理学を独学で勉強するようになりました。
心理学の本によく出てきたのが【パーソナリティ障害】です。
簡単に説明すると、【物事のとらえ方や行動が一風変わっており、そのために社会生活を送ることが難しくなってしまう人】のことらしいです。
さらに驚いたのがその種類の多さです。
その本に載っていたのは全部で10種類。
中でもA群、B群、C群と分かれていました。
A群・・・ありえない考えにはまりやすい
B群・・・感情の表し方が過剰すぎたり、周りを振り回したりする
C群・・・人間関係に著しい不安を抱える
詳しくはこちらの本に載っています。
興味のある方はどうぞ。
パーソナリティ障害だけでこんなに種類があったら、世の中みんな何かしら障害あるんじゃねーかって思います。
障害のない人間なんてこの世にいるのか
そもそも障害って、多かれ少なかれ全人類が持ちあわせているのではないかと思い始めました。
仮に自分の子がパーソナリティ障害だから、発達障害だからといって気に病む方がいます。
その言葉を考えた人だって何かしら障害があるかもしれませんよ?
もっと言えばあなただって、この私だって。
周りのみんなが何も障害がないなんて、誰が補償するの?
もちろん人様に迷惑をかける行為は絶対にいけません。
それを世に出る前に教えるのが親の務め。
障害といわれるものを【重荷】と受け止めるか、あるいは【クセがすごい】と受け止めるか。
後者の方が気持ちが楽でしょう。
昔の人がこんなことわざを残しています。
【無くて七癖 有って四十八癖】
どんな人でも、多少は癖を持っている という意味です。
昔から【クセがすごい人】はたくさんいたのです。
何が言いたいかというと、【濃いか薄いかの差があるだけで、みんなクセがすごいんじゃー】って話です。笑
自分にないものを探して悩むよりも、自分の中にある魅力を引き出す方が有意義だと思います。
さいごに
自分の子どもが発達障害だと親としてはつらくなる時があると思います。
私の子もまだまだ分かりません。癇癪強いし、なんならグレーゾーンかも。笑
仮にそうだとしても自分の子という事には変わりないし、愛おしい存在という事にも変わりありません。
まずは【クセのすごさ】を親が受け止めてあげることが、その子の人生を大きく左右するのだと私は思います。
普通なんてどこにもない。
その人の普通が、普通なのです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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