知っておきたい!5つの肌タイプ別デイリースキンケア【完全保存版】
どうも、かおぽです。
前の記事でご自身の肌タイプチェックについてお伝えさせてもらいました。
今回は、肌タイプ別に効果的な毎日のスキンケア内容をお伝えします。
少し長くなりますので、目次からご自身の肌タイプまで飛んでいってくだされば幸いです♡
それではいきましょー♪
普通肌
普通肌とは、水分と油分のバランスが整っている健やかな肌状態のことをいいます。
特徴
- 肌の水分保持力があり、皮脂の分泌量が適当
- 肌のバリア機能が正常に動いている
- 毛穴が引き締まっていて目立ちにくい
- ターンオーバーのサイクルが整っている
- 紫外線やダメージを受けても修復・再生する力がある
肌トラブルが起きにくく、刺激に強い肌なのです。
普通肌のデイリースキンケア
〇洗顔・保湿を十分におこなう
トラブルが起こりにくいといっても、肌の水分や栄養分は不足することもあります。
化粧水や美容液などでしっかりと補ってあげましょう。
〇生体機能のバランスを維持する
いわゆるバランスの良い食事、質の良い睡眠が大切になります。
大きなストレスはお肌の大敵です。ホルモンのバランスを崩さないよう、リラックスして過ごしてくださいね♡
- 肌の水分量や油分量の減少
- 真皮層のコラーゲンやエラスチンの働きの弱小化
には逆らえません。早めのアンチエイジングを心がけましょう。
ワンポイントアドバイス
安定しているとはいえ油断は禁物。毎日お肌と向き合い、ベストコンディションをキープできるようにしましょう♡
脂性肌
脂性肌とは、皮脂の分泌量が多く皮膚表面の脂分が多めな肌状態をいいます。
いわゆるテカりやベタつき肌ですね。
特徴
- 皮脂の分泌が活発なため皮脂膜が必要以上に厚い
- 雑菌が繁殖しやすくニキビの原因になりやすい
- 肌は酸性に傾きがち
酸化した肌は老化を早めてしまいます。
また本来ならば皮脂は天然クリームといわれ、肌の潤いを守る重要な役割をします。
しかし分泌されすぎると毛孔がふさがれマイナス要因となってしまうんですね。
この肌タイプは、
- 男性ホルモンの分泌が活発な方
- 精神的にストレスがある方
- 胃腸の働きが弱い方
に多く見られる肌タイプです。男性は皮脂の分泌が多いため、脂性肌の方が多いです。
脂性肌のデイリースキンケア
〇洗顔は優しく行う
皮脂を取ろうと必死で、強くこすったり洗いすぎることは逆効果です。皮脂を取りすぎてしまい、より皮脂分泌が促されます。1日2回朝晩の優しい洗顔を行ってあげてください。
〇スキンケアコスメは油分の少ないさっぱりタイプを選ぶ
- 皮脂を吸着・除去するクレイ(泥)入りの洗顔料
- ふきとり化粧水や収れん化粧水
- ビタミンCまたはビタミンC誘導体配合の化粧水や美容液
を選びましょう。
脂性肌の場合でも水分を補うことは重要です。
油分の少ない美容液や乳液を適量使用し、適切な皮脂コントロールができるよう促してあげましょう。
化粧水だけでは保湿が充分にできず、肌を潤そうと皮脂がもっと出てきてしまいます。
それにより表面は脂っぽく中は乾燥状態というインナードライの原因となってしまいます。
保湿は十分に行ってあげてくださいね♡
ただこの肌タイプの場合、美容オイルは避けた方がよいでしょう。
※注意点
日中はこまめに皮脂を取ることが必要ですが、取りすぎは逆効果です。
あぶら取り紙は皮脂を取る効果が高いため、押さえつけすぎず適度に取ってあげましょう。
ごしごしとこすりつけるのもブーです。
豆知識としてはファミレスなどにおいてある紙ナプキンは取れ具合がちょうどいいですよ♡
でも大量にお持ち帰りなどは控えて、あくまでも口を拭くついでなどにお試しくださいませ♪
ワンポイントアドバイス
脂性肌とて保湿は必須!皮脂の取りすぎは避け、食事にも気を付けることが大切です。
刺激物・甘いもの・油っぽいものは皮脂分泌を過剰にします。美味しいですけどね。
食べすぎず、たしなむ程度に控えてみてくださいね♪
乾燥肌
乾燥肌とは、皮脂腺の働きが低下することにより、皮脂の分泌が減少し角質層の水分量が低下している肌のことをいいます。
うん、イマイチ頭に入ってきませんよね。かみ砕くと水分不足のカサカサお肌ということです。
特徴
- お肌の保湿成分や細胞間脂質が不足している
- 外から水分を与えてもキープする力が低い
- 代謝が悪く、古い角質層がたまり肌の層が分厚い
- たまった角質による毛穴のつまりが原因の、乾燥ニキビ(大人ニキビ)が繰り返しできやすい
- 肌の弾力性に欠ける
この肌タイプは女性や高齢者の方に多く見られます。
加齢や女性ホルモンの分泌量が低下することにより、皮脂分泌が減少してしまうからです。
乾燥肌のデイリースキンケア
〇洗顔料は皮脂を取りすぎないものを選ぶ
〇スキンケアコスメは保湿効果の高いものをたっぷりと使用する
また油分のあるクリームを重ね、水分の蒸発を防ぎましょう。
〇ビタミンA・ビタミンEが配合されているコスメもおすすめ
こちらは重度の肌荒れの場合におすすめのスキンケアコスメです。
皮膚表面の働きをなめらかにする働きがあります。
〇基本のスキンケアとあわせてマッサージなども取り入れる
血行を良くすることで、栄養が肌に届きやすい状態にします。
乾燥肌を改善するために重要なことは、肌の水分保持力を高めることです。
保湿成分の高いものを中心にスキンケアを行いましょう。保湿成分は下記のようなものがあります。
主な保湿成分
- セラミド
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- エラスチン
- 天然保湿因子(NMF)
- プロピレングリコール
- グリセリン・・・etc
※注意点
ワンポイントアドバイス
インナーケアとして食生活からも血行を促進し、代謝を高めることも重要です。
たんぱく質や良質なオイル、βカロテンやビタミンEを中心にビタミンやミネラルを意識的に摂取していきましょう。
さらにターンオーバーの促進をさせるために良質な睡眠も大切です。
敏感肌
敏感肌とは、ほんの少しの刺激でも、赤みやかゆみ・湿疹が出やすい肌のことをいいます。
肌としてはとても不安定な状態です。肌力そのものが弱くなてしまっています。
特徴
- 外界の刺激だけでなく体内からの刺激でもトラブルを引き起こしやすい状態
- 敏感な部分は皮膚が薄くなっており、肌のバリア機能は低下している
- ターンオーバーのサイクルは早めで未熟な細胞しか育たない
敏感肌の原因
- クレンジングや洗顔による摩擦・刺激
- 季節の変化による乾燥に対応できない
特に冬場は乾燥し、暖房などの利用で部屋も乾いた状態の為、敏感肌になりやすい環境となります。
- 生まれつきの肌質
この場合は水分保持力が弱く、皮脂分泌も少なくなっています。
- 不規則な生活習慣や不摂生な食事、ストレスや睡眠不足
これらはターンオーバーのサイクルを乱し、肌の抵抗力も低下させます。
敏感肌のデイリースキンケア
〇クレンジング、洗顔料などは低刺激のものを選ぶ
〇優しいタッチで洗顔する
〇保湿をしっかりと行う
水分と油分もたっぷりと補ってあげましょう。
〇スキンケアコスメは低刺激・無添加処方の敏感肌用を選ぶ
※「低刺激」の表示がある成分でも、人によっては刺激となる場合もあります。使用する前は必ず【パッチテスト】を行い、肌に異常が表れないか確認してから使用するようしましょう。
ワンポイントアドバイス
敏感肌は紫外線や外的刺激に対しての抵抗力が弱く、ダメージをそのまま受けてしまいます。
肌の土台を支える真皮層を強くするためにもインナーケアこそ大切になります。
食事ではビタミンAやビタミンC、たんぱく質やアミノ酸を積極的に摂取しましょう。
皮膚の生成・細胞の修復・コラーゲンの生成を促進してくれます。
混合肌
混合肌とは部分的に乾燥していたり、油っぽかったりする肌のことをいいます。
特徴
- Tゾーンはテカリが生じたりニキビができやすい
- キメは不揃いで毛孔も目立ちがち
- Uゾーンは乾燥し、シワが目立ちやすい
このような特徴から、別名【乾燥性脂性肌】と呼ばれることもあります。
混合肌のデイリースキンケア
皮脂分泌が盛んなTゾーンを中心に優しく行います。乾燥が気になるUゾーンは洗いすぎないようにしましょう。
〇肌パーツごとの状態に応じてお手入れ方法を変える
Tゾーンには脂性肌のお手入れを、Uゾーンには乾燥肌のお手入れを行います。
保湿を中心に水分は全体にたっぷりと与えましょう。
乾燥部分には油分が含まれる美容液やクリームを使います。
ワンポイントアドバイス
インナーケアも大切です。
乱れた食生活や偏った栄養バランスでは腸内環境が悪化します。
すると肌質も不安定になり、混合肌のバランスはより崩れやすくなります。
食生活の見直しも行ってみてくださいね♡